パティシエになるために

パティシエへの道ー高校卒業後の進路選択

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パティシエへの道

まず最初に、なぜパティシエになりたいと思ったのでしょう?
それはいつのことでしょう。
大抵の場合、中学を卒業したときに実業高校か普通高校へ進むかで最初の進路が分かれます。
そのときすでに、将来はパティシエになるのだと決めている人は殆どいないと思います。
その時点での進路の選択は、単に大学へ行くか行かないかで決められるはずです。
大学へ行く理由はそれぞれでしょうが、大体がとりあえず入ることを選択し、そのためには普通高校を選びます。
大学へ行かない人は商業、工業、農業高校へと進みます。
(こちらから大学へ行かれる方も勿論沢山いらっしゃいますが)

パティシエになるには、この時点ではどちらでもかまいませんし、差もありません。勿論まだそんな気にはなっていないはずです。
ですからこの時点ではどうということはありません。
ではいつパティシエになりたいと思うのでしょうか。
ここは私の場合を例にとってお話します。

実は私は普通高校に進みました。
将来は大学に行くつもりでした。なんになろうなんて決められないし分からないのが実際でした。
とりあえず、上へ行くものだと考えていたのです。
私の友人も殆どがとりあえず組で実際に大学へ進んだ人も卒業後の進路を決めたのは卒業ま近だったそうです。
就職先を決めるにも相手が自分を選んでくれなければダメですし、運よく就職できたとしても転職する人が沢山います。
私は勉強が嫌いでした。というより勉強をするという習慣がなかった、付いていなかったのです。このことはこれから子育てをなされる方には大切なことです。小さいときからその習慣をつけると将来大きな武器になります。又習慣が無い子にいくら「勉強しろ」と言っても無理なのです。
私は大学を受験できませんでした。浪人してもダメだと思いました。そのとき、ではどうするか?ということになったのです。

運よく父の友人でケーキやパンの販売会社を経営されている方がその道に進んではどうかと言ってくれました。今から50年以上も前のことです。当時はバタークリームケーキが全盛で生クリームは東京の洋菓子専門店でしか扱っていなかったのです。

その時点でも、まだ「まあそれでいいか」くらいにしか考えていなかったのです。
実際の就職先に選ばれたのが東京の高級住宅地にあるケーキ屋でした。そこが技術を覚えるのに最適と選んでくれたのです。

まだ何にも分からず、気持ちも定まっていない私に目の前が開けたのはその店を見学に行ったときです。
お店の中で白い白衣を着た売り子さんと喫茶のカウンターでコーヒーを立てているバーテンさん、そしてそこに現れた職人さんを見たときです。皆さん若くはつらつとしていました。そして喫茶にすわり、出されたのが苺のショートケーキでした。
それはとってもおいしそうでした、本物の生クリームと当時のおいしい苺。このバリエーションに感動しました。
一口食べたらもう、とりこになったのです。後にも先にも人生最高のおいしさでした。
「自分もケーキ屋になるんだ」とそのとき初めてはっきりと思ったのです。
おそらくこのような体験は殆どの人にはないと思います。ですが大学に行けない人(行かない人)は高校の後半には大学に行く人よりも早く進路決定をしなければなりません。
就職先の希望リストにパティシエがある人。その人にだけ、なれるチャンスがあるのです。
パティシエになるには時間が必要です。
高校を卒業するときに18歳として、そのときにいきなりケーキ屋さんに入れる人は、まれでしょう。多くの場合専門学校へ入ります。それは何処に就職したらよいのか分からないからです。
入った専門学校からの紹介で就職先が決まるケースが多いのです。

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