◇市民花壇登場のはなし
沼田市の下之町に、ついこの間市民花壇なるものが登場しました。
市役所となりから2,3軒うえの空き地です。
ここは昔は商店だったところですが、まちづくり都市計画で移転した後、市有地として空き地になっていました。
市内には都市計画が中途のまま、こういった市が買い取った空き地があちこちに散在します。街づくり計画は頓挫したといってもいい状態で空き地はその地区地区で管理を任されている状態です。
先月までは椅子とテーブルが置かれていたのですが、誰も利用する様子はありませんでした。そんなわけで草が生い茂ってきたこともあり市民花壇として一般に開放し責任を持たせようという試みなのでしょう。
いくつもの区切られたスペースがあって申し込めば無料で使えるという願ってもない条件でしたので私も早速申し込みました。
左の画像は花壇の中から道路の方を向いて撮ったものです。
このように番号が付けられブロックで仕切られています。
ここの一角で5番というところをお借りして早速バラの木を植えました。
植えたのは2週間前でしたが今週になって行ってみると、なんとバラの天敵といわれる黒星病にかかっていたのです。
黒星病のことは詳しく知らなかったのでこの際とばかりネットで調べたところ、放置していると必ずといってよいほどこの黒星病にかかるのだそうです。別名「黒点病」とも言われ、かかってしまうと、そのあとが大変らしく、いろいろと対策が書かれていました。
その中でも黒星病は雨に当たるとかかりやすいという一説に注目しました。少しの雨で降った後、日差しですぐに乾いてしまうようでしたら大丈夫でもこの頃のような長雨では発病してしまうのでしょう。
かかった後の措置も書かれていたので早速実施しました。
黒い斑点のある葉はもちろんの事、その近くの葉も手で下に向け引きはがしました。
上部に新しい葉と新芽があるのでそれらは、たっぷりと薬剤をかけ残しました。
9月の上旬までなら少々手荒なことをしても大丈夫と書いてあったので、少し遅いが大丈夫と思ったのです。
これがその画像です。
すっかり寂しくなってしまいましたが
若々しい葉と新芽もあって大丈夫だと安心しています。
もともとこのバラは家の裏庭に亡くなった母が栽培していたものを私が挿し木で根付かせたものですでに3年は過ぎています。
植木鉢で育てていたのですが管理が甘く思うように育ちませんでした。そこでこの度の朗報を知り地植えを試みたのです。
地植えなら植え替えや水やりの心配がありません。あるのは害虫と病だけです。
バラ一本なら何とか管理できると考えました。
黒星病が出たのでこれはいかんと思い早速対策に乗り出しました。
骨組みをし、その上からビニール袋をかぶせました。
しばらくはこんな状態で栽培します。
これならかなりの大雨でも大丈夫でしょう。
まだ開花も期待できるのではと思っています。