琴手計太希、相撲甲子園優勝!兄(琴勝峰)とどっちが強い?同期生は?

全国高等学校相撲金沢大会は高校野球の夏の甲子園大会と同じ年(1915年)に第1回が開催されましたが、これは高校のスポーツ全国大会では最も古く歴史のある大会で相撲甲子園と呼ばれています。大会は今年(2022年)で第106回目を記録します。

 

大会は毎年、石川県の卯辰山相撲場で開かれます。
 ※2020年はコロナ感染症の影響もあり中止になっています。

卯辰山といっても標高は140メートルちょっとしかなく周辺は有名な観光スポットになっています。
卯辰山茶屋街

手計太希が相撲の甲子園優勝!

その第105回の個人戦ですが予想では鳥取城北高校の落合哲也君が優勝候補の筆頭でした。
ところが準々決勝で負けてしまいまい、埼玉栄高校3年の手計太希君が初優勝しました。

団体優勝は落合選手のいる城北高校の相撲部が2連覇しています。(第106回大会で3連覇達成!)

太希君は大会優勝の後、今年(2022年)の1月に大相撲の佐渡ヶ嶽部屋に入門し序の口からデビューしています。
しこ名は琴手計 太希です。

手計とは?

珍しい名前ですが出身地は千葉県柏市です。手計という姓名は珍しいのでちょっと調べてみました。

なんでも、ルーツは埼玉県深谷市の「手計」という地名だそうです。

「手計」という名字は今でも深谷市に集中しているということを「森岡浩の人名・地名おもしろ雑学」で知りました。

 

 

 

森岡さん?・・この人なんで知っとるんやろ?

森岡さんがなんで知ってるのかはさておき、この琴手計太希には兄弟がいます。

琴手計兄弟

琴手計太希には兄がいます。

兄は先に佐渡ヶ獄部屋に入門し、もうすでに関取になっている琴勝峰 吉成(ことしょうほう よしなり)です。

直近の大相撲7月場所の成績は5勝6敗の後、コロナで休んでいます。

この琴勝峰吉成(手計 富士紀(てばかり としき)は新入幕となった2020年7月場所から3場所連続で勝ち越し、十両からすると6場所連続勝ち越しています。新入幕では負け越す力士がほとんどなのに、たとえ1つでも勝ち越したのは大したものなんです。

さて弟ですが・・

琴手計太希は兄(琴勝峰)とどっちが強い?

兄が十両への昇進が決まり、琴手計から琴勝峰へ戒名後、太希も同じしこ名の琴手計で初土俵をふみました。

兄の琴勝峰の序の口デビュー後を見てみましょう。
6勝1敗→6勝1敗→5勝2敗→6勝1敗 幕下へ→3勝4敗

琴手計太希の戦歴は

 

弟の琴手計太希のデビュー後は
7勝0敗→7勝0敗→4勝2敗1休(1敗は不戦敗)

兄に勝るとも劣らない成績です。

兄は優勝目前でいつも負けましたが太希は連続して優勝しています。
私はこれを見ただけでも将来が楽しみで三役も狙える逸材ではないかと考えるのです。

まだ、これだけじゃあ・・ネェ

琴手計太希の同期生たちを紹介

 

プロフィール

平成15年7月8日’19歳)兄とは3つ違いです。
出身地は千葉県の柏市
182cm 121キロ
佐渡ヶ嶽部屋
初土俵は令和4年1月

得意技は右四つからの上手投げと押し

序ノ口優勝1回、序二段優勝1回

序二段優勝の時の相手は
同学年で小学生の頃から何度も対戦してきた花房(二所ノ関部屋)でした。
ともに7戦全勝同士です。
ライバルに負けたくないとの一心で戦ったそうです。

下の映像はその時のものです。

土俵際でのしぶとさが印象に残る一番ですが、
彼の足腰の強さと運動神経の良さが生んだ勝利でしょう。

相撲を始めたのは、5歳の時からで柏相撲少年団に入りました。

小6でわんぱく相撲全国大会8強になっています。

兄の 富士紀が近所にある相撲道場に通っていたのを見て
自分もやりたいと思ったそうです。
「土俵の上では強く、土俵を下りれば優しい力士になりたい」なんて、すばらしいですよね・・。

中学生の時「第9回白鵬杯」で2位
埼玉栄高校相撲部入部後

第105回高等学校相撲金沢大会
個人の部で優勝

埼玉栄高校時の武田(若ノ勝)と
手計(琴手計 右)

ここのところモンゴル出身力士の活躍ばかりが目立つ大相撲ですが、日本出身力士の台頭が待たれる昨今、私は琴手計太希は将来の大相撲を背負って立つ有望株とみて応援しています。

兄さんの琴勝峰ともどもモンゴル出身力士に負けないよう頑張ってください。
私も応援しています。

 

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