怪我から復活し,欧勝海新 十両へ!大の里と同郷、石川県津幡町出身

鳴戸部屋H.Pより

怪我に悩まされ、三年半以上かかりましたが、ついに,欧勝海が十両昇進を果たしました。

20年春場所の初土俵から順調に西幕下7枚目まで番付を上げ、それまで順調だったのが21年の九州場所で左肩を痛めてしまいました。
そのあと無理をして出場したりもしましたが、1月場所を途中休場し思い切って手術をすることに。

三月場所、五月場所を続けて休場し七月の名古屋場所から復帰するも序二段からの再スタートでした。
同場所を早々と4勝しましたが、鳴門部屋関係者のコロナ感染が判明しその後を休場することに。翌九月場所から再び快進撃が始まったのです。

8場所連続して勝ち越しを決め、とうとう新十両となったのでした。

中日スポーツより 欧勝海(左) 大の里(右

欧勝海は一月場所での新入幕が決まりそうな、大の里と同郷で津幡町の少年相撲教室で一緒に稽古をしたなかです。

今まで進路を決めかねていたところ、石川県での全国大会の会場で海洋高校1年先輩の大の里に会いました。

熱心に新潟県の海洋高校への進学を進められると迷いも吹っ切れ、本格的に相撲をやっていくことを決断したようです。

欧勝海の経歴は?

相撲を始めたのは小学校1年の時で町の少年相撲教室に通い、わんぱく相撲大会にも出場

していました。6年生の時ベスト16になっています。

津幡町立津幡南中学校時代には
全国都道府県中学生相撲選手権大会団体優勝、
全国中学校相撲選手権大会団体準優勝
という実績を残しています。

高校は新潟県立海洋高等学校に進学。
ここでも3年生のときに選抜高校相撲十和田大会で団体準優勝の実績があります。

大学へは行かず、熱心に勧誘されていた鳴戸部屋へ入門し、
2020年の3月場所でデビュー(前相撲)。しこ名は本名の深沢 成矢(ふかさわ せいや)でした。大相撲では大の里より先輩です。

5月場所はコロナのために開催されず

2020年7月場所からは欧深沢 成矢(おうふかさわ -を名乗りました。

戦績は西序ノ口十五枚目で5勝2敗でした。

次の場所は東序二段七十九枚目となり、ここでも6勝1敗と好成績を上げています。

西序二段六枚目に躍進した、令和2年の11月場所では7戦全勝で優勝しました。

東の三段目十五枚目に上がり、5勝2敗

そして幕下に昇進後、

東幕下五十三枚目で5勝2敗
スポンサー広告

 

怪我、休場、そして復活!

西の三十三枚目に上がった5月場所、左足首の負傷で途中休場となって、しまいました。

休場明けの翌7月場所から「欧勝海」を名乗り6勝1敗、6勝1敗と順調でしたが

11月場所最初の取り組みで左肩の靭帯を部分断裂してしまいました。

その場所は、けがの後ふた番、次の場所は1回だけ相撲を取ったのですが怪我が芳しくなく思い切って手術することに。

3場所休み、7月場所で西序二段六枚目から再出発したのですが、これまたコロナで

その場所は4勝0敗3休みでした。


迎えた9月場所が7戦全勝

調べてみると怪我と休場がなければ、すべて勝ち越したであろうことが推測できます。

石川県津幡町出身、力士情報

欧勝海は石川県の津幡町出身で初の大相撲力士です。

これで津幡町からは大の里と二人の関取が誕生、町ではそのことで大相撲人気も最高潮とか。

 

左肩のけがで幕下上位から一気に序二段まで番付を下げ、めげる気持ちを支えてくれたのが地元・津幡の応援でした。
欧勝海も「地元が応援してくれているのでが励みになった」と語っています。

スポンサー広告


欧勝海 力士情報:

欧勝海 成矢 (おうしょううみ せいや)

石川県河北郡津幡町出身

所属部屋:鳴戸部屋

四股名歴:

深沢 成矢→欧深沢→欧勝海

生年月日:平成13年5月12日 21才

身長:183cm  体重:127K

得意技:左四つ 寄り

鳴門部屋に二人目の関取誕生。

コメント

タイトルとURLをコピーしました