（浅香山H.Pより）
（ウイキペディアより）
浅香山部屋は元大関・魁皇が、友綱部屋から2014年に内弟子2人を連れて友綱部屋から分家独
弟子は２０２３年の４月現在で９名います。
１月場所まで十両だった魁勝が３月場所から幕下になったため今現在、関取はいません。
ただ、魁勝はまだ２８歳で十両時代には今盛りの金峰山にも勝ったことがあります。
なぜここのところ負けが込んでいるのか、解りませんがきっとまた関取に戻ると思っています。
（wikiwand より）
師匠：浅香山 博之 （役員待遇）
本名：古賀 博之
四股名 魁皇 （元大関 かいおう）
昭和４７年生まれ ５１歳
出身地：福岡県
経歴：優勝５回 １０４７勝７００敗
部屋付き親方：友綱 一郎
四股名：魁聖 （元関脇 かいせい）
本名：菅野 リカルド ３７歳
出身地：ブラジル
幕内呼び出し：幸司
一等床山：床誠
元大関の魁皇とはどんな力士だった？
見るからに怪力の持ち主と思われますが、実は初めっからではなくウエートトレーニングに打ち込んだ成果なんです。
握力は伝説とまで言われている計測器の針が一回りしてしまう話が有名なくらい強かったのですが、なんでも体のバランスの悪さから
平幕の頃はチェストプレスマシンで100kgそこそこだったそうで、そこから鍛えだし２５０キロとなっていくわけで半端なく鍛えていったんですね。
相撲には関係ない筋肉だと思っていたのがそうではなく強い握力で、まわしを引き付け、軽く相手を持ち上げてしまうほどの怪力は鍛えられて初めて身についたんですね。
魁皇の上手投げは豪快で、相手は宙を飛んでいくような感じで投げられました。
デビューは1988年（昭和63年）の3月で同期の力士には、花の六三組と呼ばれた若、貴、曙などそうそうたるメンバーがいました。
みな出世が早く、魁皇は一人取り残された格好でしたが、それでもいじけることなく「いつかは対戦できる」と頑張ってきた甲斐があり幕内上位にあがってそれが実現します。
初優勝は２０００年（平成１２年）の五月場所でした。
小結で１４勝１敗の成績です。
それから回数を重ね５回の幕内優勝があります。
通算勝ち星１０４７勝は白鵬の１１８７勝に続き大相撲史上第２位です。
２０１１年７月引退して年寄浅香山を襲名、友綱部屋付きの親方をした後
８１年ぶりに浅香山部屋を再興させました。
浅香山部屋のおかみさん
（スポニチより）
浅香山部屋のおかみさんは
元女子プロレスラーだった西脇 充子（にしわき みつこ）さんです。
1995年に卵巣がんの手術を行いプロレスを断念せざるを得なくなりました。
治ってめでたく退院した時のお祝いに魁皇が出席し、
出会いが始まったようです。
そのあとは魁皇関の猛アタックが功を奏し結婚されました。
実は西脇 充子（本名は古賀さん）は北斗晶と同期でタッグを組む間柄でした。
（スポニチより）
北斗晶も
さすがに親友が相撲取り魁皇と結婚することになったのにはびっくりしたようです。
卵巣がんも克服し弟子たちの育成に精を出していたおかみさんですが
２０１８年に今度は乳がんが見つかりました。
さすがにこの時は「またか！」とがっくりされたようですが幸い早期の発見で
手術も無事に終わったようです。
その時のことを本人が「女性自身」に２０１９年の９月に投降した記事があります。
「おかみは母親代わりと言われますが、『子育て経験のない夫婦が若い男の子を預かって何ができるのか？』と周囲に思われるのでは、と自信がなかったんです。でも、この6年でプラスに考えられるようになりました。ほかの部屋のおかみさんは子育てで忙しくて大変だろうけど、私は子どもがいないぶん、暇だけはある。最近では、『子どもがいないからこそ、あなたたちに目を掛けられるんだからね！』なんて言ってるんですよ」
「私は彼らと生活するまで、自分は一切“母性本能”というものがない人間だと思っていた。こんなに母性があるんだと初めて気がつきました。親方にとっての弟子で、私にとっては弟子じゃないので、私は“うちの子どもたち”と言ってしまいます。もうかわいくてしょうがないんですね。大変な子育ても経験せずに、11人も子どもがいると考えると、なんて私は幸せなんだろうって」
だが、そんななか、また新たな「闘い」が始まったーー。
「初めてお話するんですが、私、1年半前に乳がんになっているんです。今日は検診の日だったんですね。結果は大丈夫でしたけど、乳がんって10年は見ないといけないらしく、先生に『これから長い付き合いになりますよ』と言われているんです」
新たな「敵」は、50歳になった記念にと、昨年2月に友人とPET検査を受けたことで見つかる。検査翌日に電話があった。
「今から病院に来られますか？ 7ミリの乳がんが見つかりました。早期でよかったですね」
絶句した。なぜ今になって、またこの私が？ せっかく卵巣がんを克服したのにーー。この日から数日、充子さんは、今までにないほど涙に暮れた。弟子たちの姿が見えないと、彼らの暮らす大部屋に乗り込んでまで、たわいないおしゃべりを楽しみにし、日課としていたのだが。
「このときばかりは泣きましたね。子どもたちの顔を見るのが本当につらくて、とにかく彼たちを避けた。自宅部分に親方とずっとこもり、何日も会わなかったんです。子どもたちも、『おかみさん、どうしたんだろう？』とは思っていたでしょう。でも顔を見たら、もっと泣けてきちゃうから、どうしても会えなかった」
乳がん発見後から1カ月、昨年3月の大阪場所前のことだ。東京で手術を翌日に控えた病院のベッドの上で、充子さんは、部屋の人間からスマホに届いた一通の動画メールに気づく。けげんに思い、開いてみると、いきなり力士一人ひとりの笑顔が目に飛び込んできたのだ。
「おかみさん、手術頑張ってください」「僕も大阪場所の勝ち越し目指して頑張ります！」「いつもありがとうございます。ゆっくり休んでください」
11人の子どもたちの姿が代わる代わる画面に現れた。数週間ぶりに目にした、まぶしいほどの笑顔。そして今では懐かしささえ感じる、聞き慣れたこの声。画面が涙でにじみ、充子さんはスマホを握りしめて何度も繰り返し見続けた。
「みんな、ごめん。心配掛けてごめん。大阪に行ってあげられなくてごめんねーー」
画面の向うの一人ひとりに、いつの間にか語りかけていた。とめどなくあふれ、止まらない涙は、手術への恐怖と不安を洗い流すかのようだった。
「退院して体力も戻り、彼らが大阪から部屋に帰ってきて顔を見たら、『みんな、お帰り〜！ 私もう元気だよっ』って、もう一人ひとりとハグですよぉ」
夫である親方は、そんな充子さんに目を細めながらも、「弟子たちに入れ込みすぎて、あれこれ心配したり、取越し苦労したりするのは体にも悪いからやめてくれ。ほどほどにしてくれ」と、くぎを刺しているという。
「いつかは第二の人生を歩んでいく子どもたちと、いつまでも一緒にいられないのは、わかっているつもり。親方は、そのときに私が“弟子ロ部屋のメンバース”になるのを心配しているんです。先のことを考えてもしょうがない。私も強くなれたのかな」 （女性自身）
浅香山部屋の弟子たち
２０２３年９月場所現在９人で関取はいなく、東幕下二十九枚目枚目の魁勝が最高位です。
幕下
魁勝 旦祈 （かいしょう あさき）
（朝日新聞デジタルより）
左図は魁勝が新十両として昇進した時のものです。
浅香山部屋初の関取誕生でした。
（２０１９年）
小原 朋之 （おばら ともゆき）
魁禅 拓海 （かいぜん たくみ）
魁清城 俊輝 （かいせいじょう としき）
三段目
魁郷 大尚 （かいごう ひろまさ）
魁新丸 新太郎 （かいしんまる しんたろう
魁佑馬 圭祐 ( かいゆうま けいすけ )
序二段
魁當真 亜龍 （かいとうま あろん）
魁陽龍 陽向 ( かいひりゅう ひなた )
幕内呼び出し 幸司
一等床山 床誠
浅香山部屋の所在地
東京での開催の時はもちろん自部屋で稽古をして両国へ通えばよいのですが
年６回開かれる本場所のうち３回（１月の初場所、五月の夏場所 九月の秋場所）は東京の両国国技館で行われますが残りの３回は
それぞれ
３月の春場所（大阪場所）は エディオンアリーナ大阪（大阪府立体育会館）
７月の名古屋場所は ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）
１１月の九州場所は 福岡国際センターのコンベンションホール
で開催されます。
そのために、それぞれ相撲部屋は自分の稽古場兼宿舎を開催場所ごとに確保しなければならないのです。
浅香山部屋では
本場所（１月、５月、９月の３回）
〒130-0021 東京都墨田区 緑４－２１－１
浅香山部屋
大阪場所（３月）
〒630-0101 奈良県生駒市 高山町 ５０３５
くろんど荘内
名古屋場所（７月）
〒472-0023 愛知県知立市 西町宮腰 １４
（株）ヴィテック内
九州場所（１１月）
〒812-0018 福岡県福岡市博多区 住吉３－１－５１
住吉神社内
に陣取って頑張っています。
浅香山部屋のちゃんこ鍋
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