西十両六枚目に位置する大翔鵬ですが、四つ相撲のうまいのには驚きました。
あの元大関朝乃山に上手をとらせないで寄り切ったのですから。
「エッ」どっちが大関と思わせるほど、完勝でした。
朝乃山は今まで弱い相手とばかり戦ってきていて、簡単に上手をとれていたんですよね。
そこに油断があったのでしょう。
力士情報
大翔鵬 清洋 (だいしょうほう きよひろ)
最高位 :前頭 9枚目
本名: シジルバヤル チミデレゲゼン
生年月日 :平成6年8月28日(28歳)
出身地 :モンゴル国ウランバートル市
身長、 体重 :185cm 187キロ
得意技:右四つ 寄り
改名歴 :大翔鵬 清洋
初土俵 :平成25年1月
大翔鵬は入門したときは134キロでしたが今は180キロを優に超えています。
なんと10年で50キロも太ったんです。ここに書いてある体重は今の体重かどうかは分かりませんが体格を見るとそんな感じです。
この大きな体で四つに組めば相手はちょっと、てこずるでしょう。
ところで、今の大翔鵬は強い時の大翔鵬で、弱い時の大翔鵬も紹介せずにはいられません。
あの朝乃山を破った力士とは思えないような過去の成績です。
幕下から十両に上がったかと思えばまた幕下に戻りまた十両に上がるの繰り返しで、実に幕下在位25場所、十両は23場所にもなります。途中で前頭にも顔をだし、5場所在籍しますがすぐに十両に戻ります。そしてまた幕下にも顔を出し十両へ戻ります。
まるで古巣にあいさつに行くように幕下に顔を出すのです。
今度、12勝3敗と十両六枚目にして経験のないような勝ち星で来場所は再び幕内に返り咲くようですがもう十両へは戻ってほしくはありません。
上へ行ってほしいですね。
多分大丈夫だとは思うのですが。
昨年(2022年)こんなことがありました。
大相撲名古屋場所>◇10日目、大翔鵬が天空海との一戦で血だらけになったのです。
天空海が立ち合い、頭から当たって行ったところ、大翔鵬の鼻を直撃してしまったのです。
ボタボタとたれたので、血が滴り落ちた場所に
塩をまき、新しい土を入れ生ばされたほどでした。
行司がいったん中止させ、止血用に紙を鼻に入れたりした後、取り組みを再開したのです。
もちろん大翔鵬はそのまま寄り切られました。
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