大の里が相撲教習所を卒業! 茨城県から1時間20分通勤生活が終了

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1月の大相撲初場所で、新入幕にして活躍した西前頭15枚目の大の里(23=二所ノ関)が、相撲教習所を卒業した。1日、東京・両国国技館で行われた相撲教習所の卒業式に出席。原則として新弟子が半年間通う相撲教習所を、幕内力士として、しかも初場所は9日目にして勝ち越し、横綱、大関らに挑戦する出世の速さで、髪はざんばらのままだ。当然、一緒に卒業式に臨んだ力士は、若い衆ばかりだが「充実した教習所生活。良い糧として、これから頑張ります」と、収穫が多かったと話した。
茨城・阿見町の部屋から連日、教習所での朝稽古に参加するため、朝は5時前に起きることも多く、始発電車に乗って、片道約1時間20分かけて両国まで通った。「ハードスケジュールでしたね、朝から(笑い)。大変だったけど、教習所はみんな通ってきた道。そこをしっかりと卒業できたので、よかったです」と、土俵以外の経験も思い出深い様子だ。ちなみに教習所の座学の中で得意は「習字です」と話していた。

初場所を振り返り「いい場所だった。目標の2桁(白星)を達成し、けがなく終わることができた」と、胸を張って話した。春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けては「来場所が大事になってくる。けがなく、勝ち越しを目指したい」と、力を込めた。

元日の能登半島地震で、大きな被害が出た石川県出身。この日は、地震発生から1カ月だったが「石川県の方に『元気をもらった』と言っていただいている新聞記事が、親から送られてきて、こちらもうれしかった」と、自らも地元の応援に元気づけられたという。一段と注目度の高まる来場所も、故郷へ恩返しの活躍を続けるつもりだ。

大の里は 茨城県から連日5時前に起床、片道1時間20分かけて通勤していたようです。

 

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