鋼鉄の体・落合哲也、異次元の強さ!すでに十両級で幕下に相手無し。

注目の新人・落合哲也が2023年の初場所でデビューしましたが、すでに今日11日目にして6連勝達成です。

先日私は5勝2敗くらいかな・・などと勝手な予想をしていましたが、恥ずかしい限りです。

ちょっと、今までデビューした力士とは桁が違う感じです。
なんというか体が鉛でできているといった感じで緩みがないんですね。

昔横綱千代の富士の体をそう、表現したことがありましたが、千代の富士の場合、鍛えあげて筋肉隆々でしたが、落合の体はそういった感じではないんです。

筋肉というよりか、鉄の塊のような印象があり重量感を感じるのです。

おそらく対戦した力士は、小型の戦車が向かってくるような印象を持ったと思います。

もし7戦全勝として所要1場所で新十両昇進となれば史上初の快挙です、

今日の取り組みを見るとその可能性は大きいです。

 

 

 

落合哲也、新弟子検査

 

 

落合哲也が、いよいよ2023年の初場所で幕下からデビューします。

新弟子の体格基準である身長167センチ、体重67キロ以上をクリアし、あとは内臓検査の結果待ちですが、まず問題ないと思われますので初場所の初日(1月8日)に相撲協会から発表があるでしょう。

落合哲也は2022年の全日本実業団選手権を優勝しており、大相撲の幕下十五枚目付け出しの資格があります。
高校生で幕下十五枚目付け出しの権利が得られる四大会を制したのは、同じく平成25年の実業団選手権を制した逸ノ城以来です。

この幕下付け出し資格ですが、実は十五枚目だけでなく十枚目付け出し◇もあるのです。

大相撲付け出し制度

アマ相撲から大相撲にデビューする場合、最下位の序の口からデビューするのと幕下からでは大きな違いがあります。最下位からですと仮に全勝したとしても次場所では序二段です。

次の三段目には最速でも3場所目となります。

三段目は東西九十枚もあり仮に一つでも負ければ真ん中ぐらいにしか上がれません。

ここを最速で通過するには7戦全勝しかありません。

仮に全て幕下に上がれても幕下が東西で六十枚ありますから大変です。

付け出しの資格があればぐんと有利にはたらくわけです。

幕下付け出し十枚目:

付け出しの権利が得られる四大会
①全日本相撲選手権
②学生相撲選手権
③実業団相撲選手権
④国体相撲競技(成年)のうち1年で2つ制覇した場合。

幕下付け出し十五枚目:

四大会のうち1つを制覇した場合。

いずれも権利資格は1年。

この4大会のいずれかでベスト8に進出すれば三段目最下位格を得られます。

落合哲也の場合十五枚目付け出しとなりますが番付外の扱いで正式に番付に載るのは翌場所からです。

2場所前に学生横綱で十五枚目付け出しデビューした川副の場合、最初の9月場所では4勝3敗でした。次の11月場所が5勝2敗で、今度の2023年初場所は東幕下七枚目となります。

四大会の1つを制し、付け出しデビューをしても幕下となると層が厚いのです。

ですから、なおさら付け出し資格で幕下上位に格付けされるのは有利だという事でしょう。

落合哲也の経歴

、鳥取県倉吉市の出身で小学4年生から相撲を始め、桜相撲大会に優勝してから相撲が大好きになったそうです。

小学5年生では全国わんぱく相撲大会2位
全国小学生優勝大会3位

その後、中学生になると因幡相撲道場に入門し本格的に相撲の稽古を始めました。

全国中学相撲大会3位
白鵬杯優勝

館報成徳より

 

「中学校最後の大会を終えて」本人のコメントを紹介します。

僕は 4 年生の時に学校の桜相撲で優勝したのがきっかけで相撲を始めました。そして「もっと相撲で強くなりたい!」「横綱になり
たい!」と思い、成徳小学校を卒業して鳥取西中へ進学しました。友だちに「哲ちゃんなら日本一になれる!」と言われてその気に
なってしまいました。そんな時、同学年で一番強い子が遠征で鳥取に来ているから「やってみろ!」と父に言われ、鳥取城北高校相
撲場に行きました。日本一の 4 年生力士は、体格は変わらないのにとても強そうに見えました。土俵に入って仕切り線に手をつき、
構えた瞬間がかっこいいなんて思っていると「はっけよい!」の声がかかった瞬間、すぐに相手が吹き飛ばされたのです。それを見
たら僕は恐怖で動けず、真剣に相撲をやめたいと思いました。学校で友だちに「相撲はどうだった?」と聞かれ、「日本一なんて、そ
んなに強くなかったよ!」と嘘をつきました。でも、父は「哲也、日本一にならないとお前は嘘つきになってしまうぞ!」と僕の気
持ちを見抜いたように言うので、この嘘が大変なプレッシャーになり続けました。本格的に因幡相撲道場に入門してやっと稽古に慣
れた頃、ゴーンという音と共に頭に大きな衝撃を受け、恐怖が僕を襲いました。監督に怖がってはダメだと言われましたが、どんど
ん頭が痛くなり、腫れて大きくなってくるので父も固まっていました。普段、物事に動じない父が怖がっていたので、僕はものすご
く怖くなりました。もう稽古は終わりだと思っていた僕に父は「行け!」と言いました。その時は本当に痛さと悔しさで涙が止まり
ませんでした。あれから5年、中学校生活最後の大会で僕はついに個人優勝をすることができました。いつももう少しの所で勝てず、
悔いの残る試合も多かったのですが、成徳の友だちが言ってくれた「哲ちゃんなら日本一になれる!」
の 1 回目の達成ができた喜びを感じています。相撲の道はまだまだ厳しいと思うけれど、倉吉市出身の大先輩である琴桜関を目指して、僕はこれから本当の闘いに挑戦します! 落合哲也

高校は相撲で全国的に有名な鳥取城北高に進学。

鳥取城北高2、3年時に連続高校横綱を獲得。
卒業後は母校でコーチを務めながら稽古に励んでいました。

2022年9月の全日本実業団選手権の個人戦に、父親の会社である「有限会社 野田組」所属で出場すると圧倒的な強さで、優勝し、幕下15枚目格付け出し資格を獲得したのでした。

そして高校最後の大一番である「アマ日本一決定戦」に、高校生としてただ一人挑戦!

 

落合哲也の身体能力ですが

太もも:86cm
握力:84.8
50m走:6秒台 を記録、
普通の社会人の握力は40台ですから倍はあります。

宮城野部屋(師匠は白鵬)に入門

NHK鳥取放送ツイートより

 

少年時代の落合君、夢は

「横綱になることです」ときっぱり。

 

 

宮城野部屋での初稽古は「すり足」から

この鉄の玉は重さが20キロもあるそうです。

足に落としたら大怪我です。

危ないです。

 

落合が大相撲の幕下でどんなものか?
早く本場所での実戦を観たいです私の勝敗予想では5勝2敗かと・・。

 

 

 

 

 

 

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